WATER|水の基礎知識・豆知識

水素水とは?効果の考え方と生成器の注意点

一時期大きなブームになった水素水。私も実際に飲んでみました。期待しすぎず上手に付き合うために、今わかっていることを整理します。

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細かな気泡がのぼる透明なグラスの水のイメージ

水素水は、水素ガス(H₂)を水に溶かし込んだ水のことです。新聞や雑誌、テレビで話題になったころ、私もアルミパウチ入りの水素水を取り寄せて飲んでみました。そのときの感想は水素水「サラスバ」を飲んでみた体験談で紹介しています。

当時は、浄水器に水素水を作る機能が付いた家電なども登場し、「いつか家に置いてみたい」と思ったものです。ここでは、水素水について今わかっていることと、生成器を選ぶときの注意点を整理します。

水素水の効果について今わかっていること

水素水は「体の中の活性酸素を減らす」「疲れにくくなる」などと紹介されることがあります。しかし、国立健康・栄養研究所の「『健康食品』の安全性・有効性情報」では、水素水についてヒトでの有効性に関する信頼できる十分なデータは見当たらないとされています。

また、水素水の効果をうたった商品の表示について、消費者庁が景品表示法にもとづいて措置命令を出したこともあります。病気の予防や治療を期待して飲むものではない、という点はしっかり押さえておきましょう。

なぜアルミパウチや缶で売られているのか

水素は、とても小さくて軽い分子です。ペットボトルのような容器では、時間とともに少しずつ抜けていってしまいます。そのため、市販の水素水の多くは、気体を通しにくいアルミパウチやアルミ缶に詰められています。

開けたあとも水素はどんどん抜けていくので、飲むなら開けてすぐ、が基本です。

水素水生成器・水素水サーバーを選ぶときの確認ポイント

家庭で水素水を作れる生成器や、水素水が作れるウォーターサーバーもあります。検討するなら、次の点を確認しましょう。

  • 本体価格だけでなく、カートリッジや電解槽のメンテナンス費用はいくらか
  • 水道水を使う場合、浄水フィルターの性能と交換時期
  • 電気代やお手入れの手間(電解槽の洗浄が自動か手動か)
  • 病気の予防や治療につながるような、根拠のはっきりしない効果をうたっていないか

とくに最後の点は大切です。効果を大きくうたう広告には注意し、「おいしく飲めて、水を飲む習慣が身につくならいいな」くらいの気持ちで選ぶのがちょうどいいと思います。

毎日の水分補給が基本

水素水かどうかにかかわらず、体にとって大切なのは、毎日こまめに水分をとることです。高価な水を少しだけ飲むより、普通のおいしい水を必要な量しっかり飲むほうが、ずっと意味があります。

1日の目安量は1日に必要な水の量、飲み方のコツは水の健康的な飲み方で紹介しています。

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